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R1用クローズアップレンズ

R1は個人的にナイスなデジカメ認定なのですが、いまいち近接撮影に弱い不満を解消すべく、専用クローズアップレンズ「VCL-M3367」を買ってきました。

R1_tecon_pac.jpg

R1はフィルター径67mmと一般的なので、一眼レフ用のクローズアップレンズを使い回せる・・・のですが、一群二枚構成の高品位なクローズアップレンズに67mm径は無く、レンズ一体デジカメで専用に用意されるオプションであれば、レンズに合わせた高額光学設計も期待できるのではないか・・・とこちらを購入してみました。

R1_tecon_inc.jpg

中身はこんな感じ。レンズにプラケース、ポーチに保証書。保証書ってあんた・・・。完全無可動製品のどんな自然故障を保証してくれるってんでしょう。あとポーチもいらないのですが、割とテレコンやワイコンにはセットされてることが多いですね。

R1_tecon_set.jpg

取り付け状態はこんな感じとなります。残念な事に、フィルター用のネジが切られていません。特に薄型設計というわけでもないですし、とりあえず付けておいてくれれば便利なんですがねえ・・・

外装はエンプラです。R1本体との質感を統一したんでしょうか。この程度のクラス&サイズなら金属と予想していただけに少々驚きました。

R1_notecon.jpg

実写ですが、R1単体のテレ端マクロではこの程度です。

R1_tecon.jpg

クローズアップレンズ装着状態では、この程度まで寄れるようになります。サイトの説明から予想はしていましたが、さほど強力に寄れる訳ではないです。普通のクローズアップレンズ基準だと+1〜+2ディオプター程度かなと。

R1_tecon_cf.jpg

CFを接写してみましたが、この程度までは寄れます。この状態でのワーキングディスタンスは10cm程度で、照明を考えればこれ以上寄れてもあまり実用的では無いですし、十分と言えば十分かも。

値段から考えるともうちょっとサービスして貰えませんかと言いたくなりますが、一応実用を考えた設計のようには思います。 CAMEDIA E-10を彷彿させる実用範囲外なワイコンテレコンのラインナップから多少心配していたのですが、まあこんなもんかなと。

ただ、汎用の単玉クローズアップレンズが2,000円程度とコストパフォーマンス的には勝負になりませんので、購入の際にはどのような使い方をしたいかをまず考えるべきかと思います。

画質重視の方はこちらを・・・と言いたいところですが、判断できるようなテストが出来てないので今のところはノーコメントで。

comment (1) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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Comments

さわたりけんじ | 2005/12/09 01:46
レポのほう参考になります。
クローズアップレンズにねじ切りしてないのは残念ですねー。

で、クローズアップレンズまで含めれば、自分の用途にはほとんど(超広角以外)カバーできるとわかりましたので、ハアハア度は上がりましたですよ。

一回E-500を手にしてみて、合わなかったらR1に行こうかと〜。

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