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今日のニュース(20050217)

意地でも値段を修正しない山Qセンセ・・・

ところで、最近の背面液晶拡大の流れにより光学ファインダーを省くデジカメが増えていますが、個人的には屋外での視認性が十分なら光学ファインダーは不要だと考えています。

確かに光学ファインダーを使ってしっかりと三点ホールドする事である程度手ブレが防げるのは確かですが、銀塩コンパクトと違ってコスト的にもスペース的にも多くを割くことが出来ないデジカメでは、光学ファインダーの無機能さとチープさは酷くなる一方で、手ブレ防止の目的だけで快適さとは無縁の撮影を行わせるのは、これからのスリムコンパクト機のユーザー層を考えるとますます現実的ではないでしょう。

そういった意味で、以前のニコンのスイベル機で、ウエストレベル撮影+BSS等の手法を取るのはデジカメならではの解決方法で実に理にかなっていたのですが・・・。
閑話休題。スリムコンパクト機の今後はやはり、先日フジが新機種で打ち出した高感度化というのが目指すべき方向で、それをサポートする光学手ブレ補正+ある程度のエルゴデザインというのが流れかなと。表示装置の視認性については状況によっては難があると思いますが、携帯の表示装置の進歩に追従する形でまだまだ改善の余地は有るのかなと。
屋外での使用の機会が多い高倍率ズーム機は、高精細EVF+バリアングル表示装置で鉄壁で、ユーザーから見ても住み分けがはっきりして来るのでは。

というか、デジカメしか触った事が無い人は、見えのいい光学ズームファインダーを造るのがいかに大変かとか、多分分かってないんだろーなーとか。レンズにしても、広角で高倍率で全域マクロでないとダメで、なおかつ小さくて明るくて画質がよくないと許さないとか、どう考えても光学をナメてるとしか思えない意見が散見されるのもどうかと思いますが・・・自分もそういう傾向が無いとは言いませんけど、冷静に考えればムリなものはムリなわけで。

ニコン、デジカメ添付ソフト「PictureProject」に3本のプラグイン

コンパクト機のリモートコントロール撮影は、D-SLRには不可能なPC画面上での画像確認が出来る強みがありますが、ニコンもようやく対応した様子です。ただ、見た所それほど機能があるわけではないし、何より対象機種が少なすぎかなーと。そもそも PictureProject のプラグインってのがなあ・・・

あまりアピールされていませんが、キヤノンの PowerShot シリーズならどの機種もリモート撮影に対応していたりするんですよね。メーカー製ソフトよりも高機能なものがオンラインソフトも出ていたりして、なかなか使えそうではあるんですが。

Canon EOS Digital Rebel XT

キスデジIIきたー!キスデジとの差異は色々と有りますが・・・というかむしろ20Dとの差を比較した方が分かりやすいかも。
小型化にかなり真剣に取り組んだようだし、最初からブラックモデルで来るあたり、まだ手を抜くのは早いとキヤノンが悟った証拠でしょうか。

KISS-D 1&2

ざっくりとサイズ比較するとこんな感じ。グリップ周りのスリムアップはかなりのもので、厚みも抑えられているので握った感触も大分違うんじゃないかと。もともとKISSを名乗るからにはお母さん層に使いやすい形にすべきですし、なかなか進歩したと言えるんじゃないでしょうか。
なぜかマクロレンズの開発には積極的ではなかったキヤノンですが、デジタル専用のEF-Sで用意してくるという話もあり、目が離せないですね。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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