今日のニュース(20050214)
シグマ、デジタル一眼レフ専用レンズ多数発表
PMA直前と言う事で、シグマが一気に攻勢に出てきました。どれもデジタル時代に必須なレンズだと思いますが、そういった売れ線のレンズをカメラメーカーではなくレンズメーカーが率先して揃えているのは少々異常な事態ですねえ・・・
各社とも利益率の高いデジタル一眼にシフトしていくらしいですが、最大の利益をもたらすレンズのラインアップがおぼつかないのは傍目にも心配になってきます。
10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
デジタル専用超広角きたー!!!画角1.5倍のニコン系との組み合わせでは換算15-30mmとなりますが、十分に超広角を名乗れる数字です。
7-14mmをラインナップに持つフォーサーズ用がデジタルでは最も広角(しかも多分最も高画質)という状況は変わりませんが、シグマは価格の面で期待できるかと思います。
30mm F1.4 EX DC HSM
30mm/F1.4!これこそ待ち望んだレンズですよ・・・非デジタル用にも35mmクラスの明るいレンズは存在しましたが、サイズも値段も尋常ではなく、デジタル用の標準レンズとするのは無理がありました。今のところ重さ等は確定していないようですが、フィルター径も62mmと一般的ですし、普通に小型軽量になりそうです。
デジタル化以前からの傾向として、各社とも単焦点レンズのの開発はあまり積極的ではありませんが、レンズ交換可能な一眼レフの特色は優秀な単焦点レンズが有ってこそ生かされる部分も大きいですので、デジタルの仕様と性能に見合った製品を積極的に開発して頂きたいものです。
個人的には、あと24mm/F2.0とか30mm/F2.8マクロとか出していただければ一生シグマに付いて行く所存なのですが・・・
18-200mm F3.5-6.3 DC
タムロンに続き、常用ズーム域をカバーしまくった超ズームレンズの登場です。まあ、こういったレンズも必要なんでしょうが・・・。焦点距離的には18-125mmで十分だと思いますが、アレも歪曲がもう少しおとなしければなあ・・・。
ペンタックス、水深1.5mで使用可能な防水デジカメ「Optio WP」
国内でも発表。デジカメでは水中用ハウジングの類も比較的安価ですが、やはりセッティングが面倒なのはどうしようもない部分ですので、夏場に手軽に水辺で使うにはこの手の防水デジカメを一つ持っておきたいところです。
屈曲光学系を採用する事で光学ズームも備えていますし、水中専用でなくとも便利に使えそうです。最近のPENTAX-CASIOは異常に元気が良いですねえ・・・
EOS 20Da
天体撮影用にフィルターをチューニングしたモデルを用意するそうです。ニッチな市場と思っていましたが、キヤノンが対応するという事は余程要望があったんでしょうか。
銀塩時代でも、天体用途ではフィルムの平面性を確保するために圧板に穴を開けてエアーで吸着〜みたいなコアな改造が見受けられましたが、デジタルでは本体のメンテナンスの機会も多い事ですし、保証外の改造を行わずに済むのは大きいでしょうね。
物撮りな人的にはS3Proよろしくスルー画像の確認機能が付いているのが気になりますが、この機能だけでも一般向けモデルに反映してくれないものかと。・・・いや、レンズに赤外カットフィルターを装着すれば一般撮影でも大丈夫みたいですし、最初からコレにしておくのも手かも。
シャープ、ザウルスSL-C3000をフォトストレージにするソフトを無償提供
既にSL-C3000を持ってればいいんでしょうけど、それだけのために買うものでもないですしねえ。高いし。
つか、PDAは黎明期から色々と使っていますが、そろそろ人目に付く場所で使うのが恥ずかしくなってきました。廃れすぎ・・・
α-7 DIGITAL ファームウェア Ver.1.10j
若干の機能追加とCF転送速度の改善だそうです。外部フラッシュ(5600HS(D))使用時の調光改善は無し。う〜ん、個人的にはコレが一番のネックになっているんですが、やはりファームアップではどうにもならないんでしょうか。
そう言えば、↑の新作シグマレンズにコニミノ用が用意されないのも問題と言えば問題ですが、ASのイメージサークルに対応できるかどうか、実際にブツが出来て検証しないと確証が持てないからではないかと推測。
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