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今日のニュース(20040930)

シグマがデジタル対応レンズで先行した理由
 最近のシグマのラインアップの拡充ぶりはもの凄いですが、一本一本の評価を見る限り、全く他社に負けていないのは驚きです。
 数年前までは逆光に弱いと言われていたシグマですが、デジタル対応の製品では改善されていますし、あとは製品のバラツキと互換性の不安を解消できれば、特に普及価格帯ではメーカー純正よりも良い選択肢になると思います。現状ではハズレを引く可能性が低くなく、強くオススメできない面もあるんですよね・・・。
 ちなみに、デジタル時代だからこそ、購入前の撮影サンプル集めと購入後の撮影テストは重要です。明らかに結果がおかしければ問い合わせてみるのが吉。
 明るいレンズではいまだに個体差によるピンズレ等が有ると思われますが、これは純正でも起こりうることですし、不具合に対するシグマの対応はなかなか良いとの事です。

ポラロイド、コンパクト機初の「Foveon X3」搭載機
 ようやく発売のメドが立ったようですが・・・ちと高すぎですね。Foveonの画像は、一般的なCCDの画像に比べると圧倒的緻密さでは有りますが、それでも画像のピクセル数で言えば倍程度の能力と見ていいと思います。Foveonの450万画素はRGB各150万画素の3枚重ねなので、生成画像は150万画素。ベイヤー換算では300万画素程度の能力だと思いますが、それでこの値段では・・・。
 Foveon画像に魅力があるのは確かですが、SDシリーズを使った経験が無い人には理解が難しいいですし。うーん、もう少し頑張って安くしてくれないかな。

追)出力画像こそ450万画素を確保していますが、これはおそらく「450万画素」を納得させるための水増し出力で、本来の出力は1,408×1,056ではないかと。SDシリーズも縦横倍の1200万画素出力を持っていますし、同様の機能をチップで処理してるんでしょう。

マミヤ、一眼レフタイプの中判デジタルカメラ「マミヤZD」
 旧フィリップスのCCDはちと印象が悪いんですが、全体的には良さそうに見えます。何よりバッテリー運用が可能なのは重要で、これならフジGX680 DPBの二の舞は避けられるんじゃないかと。
 機構的にはフィルター交換のギミックが面白そうですが、デジタルバックの発展と考えれば、被写体に応じたローパス・IRフィルターの交換は必須なのかもしれません。

リコー、デジタル版「GR1」を予告
 銀塩GRシリーズは触った事が無いので評価も話に聞く限りですが、個人的にはリコーにはこういった高級機の戦略が必要だと思います。なかなか良い物を持っているのに、極端に廉価な戦略で目標とするものを作れていないように思うんですよね・・・。
comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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