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FinePix X100

富士フイルム、「FinePix X100」を海外で開発発表

フジ唐突に本気出しすぎだろ!ということで、大型センサ採用のコンパクト機市場に参戦だそうです。

クラシカルな見た目もやや過剰なほどですが、個人的には好みです。注目は専用設計のフジノンレンズ、それに液晶の情報を光学ファインダーと併用して利用出来る独自の工夫でしょう。大型センサの一体型では光学ファインダーは別付けするのが一般的ですが、近接補正を考えるとブライトフレームを備えるのがベストですし、事実過去の銀塩高級コンパクトはそのように工夫してきました。X100は、従来のブライトフレームではワクのみだった部分を液晶の表示と置き換えることで、各種の情報まで表示可能にしているようです。いや、スゲーですねえ。背面液晶がある中でほんとうに必要な機能なのかは疑問に思わなくもありませんが、従来のカメラスタイルで撮影を楽しみたいなら、これ以上の装備はないでしょう。光学ファインダーに関しては、フジは現在でも中判カメラで採用していますし、品質についても期待が持てそうです。

とは言え上記の装備の関係もありサイズは少々大きめですが、ここは機能性とデザイン、旧来の銀塩一体型レンジファインダー機(それも1950〜1960年代)を彷彿とさせるフォルムには似つかわしいかと思います。問題は価格ですが、APS-Cサイズのセンサーを搭載したDP-1系が初動7万円程度で売られていることを考えると、光学ファインダー分を上乗せしても、10万円そこそこが市場的には現実的なところではないかと思います。その程度で収めてくれれば考えたいところです。

オリンパスが高級コンパクトを開発発表

オリンパスも。マイクロフォーサーズを展開するオリンパスとしては、センサーサーズを更に縮小しつつ、小型化を追求する路線のようです。確かにE-PL1でもレンズを含めると大きいと思えますので、狙いどころは悪くないように思います。他社の高級コンパクトとはちょっと違う路線のようですが、ズームレンズ搭載で逆に棲み分けていますので、実用重視なら良いんじゃないでしょうか。これはちょっと欲しい。

ペンタックス、7コマ/秒のデジタル一眼レフカメラ「K-5」を発表

K-7の後継だそうで、K-rと比べると画素数も多くコマ速も速いのですが。K-xの不満点がK-rで大体払拭されてしまったので、K-rの倍値とかならK-rでいいような気がしています。おそらくそこまでヘビーには使いませんし、動画もこの機械で撮ろうとは思いませんし。センサーはソニーの新しい奴でしょうから、こちらの方が色々と良くなってはいるでしょうが。ちょい悩ましいですね。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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