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F1バーレーンGP

フェッテル残念でしたね。が、移籍後初のアロンソの勝利もそれはそれで良かった。と言うことで、今後はレッドブル・フェラーリの争いに、マクラーレン・メルセデスGPが絡んでいく格好になるんじゃないでしょうか。

で。初戦しか終わってない段階で言うのはどうかと思いますが、バーレーンは予想以上に退屈なレースでしたね。Q3進出組は本戦でもタイヤを継続して履かなくてはいけないので、オプションタイヤの酷使具合ではピット入りのタイミングもバラつくだろうし、多少の追い抜きも発生すると思っていたのですが。結局、ピットインはほぼ一斉に行われた上に、目立った追い抜きも無し。

考えるに、どうもブリジストンはいい仕事しすぎたようですね。今年は、昨年に比べてタイヤのスペックに差がないものを持ち込んでいるそうですが、これなら昨年の(異常にスペック差が有る)タイヤの方が、レースは面白くなったかも知れません。

ともかく、昨年に比べて予選Q3における燃料搭載量の戦略が無くなったこともあり、本戦での追い抜きが発生する要素は殆ど無くなったんじゃないでしょうか。予選でラップタイムの差は明確に順位付けされているんだから、本戦で抜けるわけがないですね。

序盤数戦の様子を見て2ピット強制のルール改変を行う可能性が有るそうですが、そんな程度で改善されるとも思えないですね。まだしも、タイヤの使用制限を撤廃して無交換作戦を可能にした方が面白いかも知れません。今年のタイヤのスペックなら、Q2落ち勢がプライムでスタートして、無交換フィニッシュも可能なように思いますし、そうなれば順位にも多少の差が出るでしょう。 それに、上位4強・中段既存・新参チームで3つのグランプリを同時開催しているような状況なので、これが多少でも混ざり合うようになると面白いいと思うのですけどね。

ともあれ、バーレーンはフリー走行と予選の方が見ていて楽しかったと言うのが何とも。本戦も、スタート以降は消化試合みたいなものですし。実は、セナプロ全盛期も本戦は退屈でそんなに真剣に見ていなかったのですが、それ以上に退屈なレースばかりになりそうで…。どうしたものでしょうかね。

ともかく、空力性能と信頼性くらいしかチーム毎で差が出ず、それ以外が均質化していて、予選でその差が明らかになっている。とすると、本当にレースの意味が無くなる。そんな状況だと思います。個人的には、給油を復活させるか、均質化した部分=タイヤ、エンジンの制限を撤廃する、または、大胆な戦略性の有るアイテムを持ち込む…しかないんでしょうかね。

簡単なところだと、エンジンの回転数制限を無くして使用機数制限を無くす。コスト面で逆行するものですが、そのくらいの物でないと、給油のもたらす混乱には匹敵しないのではないかと思います。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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