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viliv S5

viliv S5 SSD64GB WinXP

巷で話題の超小型パソですが、辛抱たまらず買ってしまいましたよ。

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この手のキーボードレスモデルは、旧VAIO Type UやOrigamiの失敗によって、決して流行らないデバイスとして認知されてしまいましたが、コイツの凄いところは、実測400gを切る質量と、WiFi使用で約6時間持つバッテリーです。

最近はiPhoneがますます強まっているので、他のモバイルデバイスを持ち歩く必要性はあまりないのですが、iPhoneではどうにもならない事態を補完する存在として、非常に優秀だと思います。具体的には、解像度高めの動画やFlashコンテンツ、2Dゲーム等ですかね。あと重いOfficeファイルとか、出先でのデジカメ写真閲覧等。意外と有りますね。iPhoneユーザーは「ダメなら諦める」思考を身につけているとは思いますが、出来るに越した事はありません。

しかし、使っていて残念に思うのが、これが韓国から出てきたアイテムだって事ですよ。しかも悔しい事に完成度がやたら高い。見た目の完成度だけで言えば旧LOOX Uが見劣りするレベル。これは国内メーカーは見習って頂きたいですね。基板の設計がどうの、と言うレベルだと分かりませんけども。

同じコンセプトでソニーあたりに積極的に出して欲しかったとは思いますが、汎用性ではType Pの方が勝りますし、過去に失敗した経緯からして仕方ないでしょうか。確かにスキマアイテムではあるとは思います。けど、右習えのネットブックが格安で幾つ出てきたところで、ノーパソなんか何台も要りませんので、今ならこういった方向もアリなのではないかと思うのですが。

使用感は今更なのでこれ以上書きませんが、BBenchの測定結果はWiFi有りで5〜6.5時間と言ったところ。ネットの噂でBBench9時間超え、週アスで7時間超えと言ったものもありましたが、少なくともうちの個体では無理だと思います。個人的にはこれで十分ですけどね。薄いリチウムポリマーバッテリーが一枚5,800円なので、どうしてもとなれば何枚か携行すれば数日は大丈夫でしょう。何しろ、バッテリーのへたった我が家の旧LOOX Uや、X61 Tabletの標準バッテリーでは、同条件で1時間程度しか持ちませんので、頼もしい事この上ありません。

更に嬉しい誤算の一つが、ACアダプタが5Vのプラグ式って事ですね。出力が3Aで比較的多めの物が付属していますが、良くある2Aのものでも何とか使えるようです。ただし、プラグの外径は3.5mmで細いので、変換プラグをひとつ用意しておくと便利かもしれません。家のACアダプタを一通り見てみましたが、プラグが5.5mmで2A出力なら5〜6個は転がっていました。

Win7が出るまではパソは買うまいと思っていたのですが、これは別腹ですね−。噂のMacタブレット…ではなく巨大iPhoneが出るとまた事情が変るかも知れませんが、暫くはこいつを持ち歩いてみようかなと。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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