PS3値下げ　スリムな新モデルを9月3日発売

薄くなりましたが、あちこち安くなった感が否めませんね。据え置き機に高級感や質感は不要ですし、正解だとは思いますが。何となく奥行き方向に伸びているのが詰めが甘い気はします。

しかし、\29,800ですかあ…。単なるブルーレイプレーヤーとしても十分に安いですね。これならさすがに普及するんじゃないでしょうか？そろそろ任天堂もHD機に本気を出すかも知れませんし、今のうちにHD世代のシェアを握っておくのは大切でしょう。

フジの3Dデジカメ

や、実はデジカメW1+ビューアーV1のセットを予約していたんですが、例のビューアー発売延期騒ぎで嫌になってキャンセルしてしまったんですね。メーカーの意向として、真っ先にデジカメだけでも市場に投入したいのは分かるのですが、今回のようにセットの販売も行うなら、デジカメ単体も延期しておいた方が、まだしも良い選択だったと思うんですがね。勢いでセットを予約した人も多かったと思うのですが、一気に醒めさせてしまったのではないかなと。

で、それでも気にはなるので店頭で展示品を弄り倒してきたのですが…う〜ん、ちょっと微妙ですね。特にビューアーの方は、サンプル画像の多くでゴーストが目立つので、見ていて疲れる気がします。製品の仕組み上仕方ないのかとも思ったのですが、先日入手した中華のビューアーはゴーストが殆ど現れず、比較的見やすいんですよね。色再現や質感はさすがに富士の方が良いので、肝心の3D表示をもう一息頑張って欲しかったですね。

カメラの方も、実物を触ると色々と見えてきますが、動画の3Dまでも気軽に撮影できる機器は他になく、ある程度の問題は目をつぶっても良いのかなと。

ただ、静止画のステレオ写真でよりよい結果を求めるなら、ステレオベースを自分で調節できるよう、機材を組み合わせるのがベストです。また、静物の撮影であれば、カメラずらしの2ショット撮影を後加工しても、それなりの結果を得られますし、案外W1は無くても…と思わないでもありません。

結局は、写真趣味の中で、ステレオ写真をどの程度重要視していくのか、と言う問題なのかなと思います。なんとなく気が向いたら撮る、程度で良いのであればW1は最適でしょうが、それ以上を求めると物足りず、それ以下ならば、サイズも大きく使い勝手も悪いコンデジに成り下がってしまう。非常に難しい位置付けの製品だと感じました。