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更にSeagate

これまでのまとめ

日本では大丈夫と言い張って販売継続(在庫消化)の方向のようです。が・・・

・これらのHDDは不良ログを記録するエリアを320個持っていて、不良セクタ・書き込み失敗などのエラーを順に記録していく。
・最後にログが記録されたエリアがちょうど320番地の時に電源を落とすと、次の起動時に起動不能となる。ちなみに320を超えると1番地に巻き戻るので問題ない。
・これらのエラーログはホームユースの非RAID環境下では数日に一つしか増加せず、かつ運悪くジャスト320番の時に電源を切らないと発生しない問題のため、RMA対応で問題ないとみなされた。

この話が本当だとすると、例えば毎日起動と終了を繰り返す環境で、一日に一つエラーが増えるとすると、一年以内に100%壊れると思うのですが違いますか?

エラー頻度が3日に1個程度なら3年程度は大丈夫ですが、結果的には100%壊れます。ただ、確率の分母は起動回数なので、エラー頻度がかなり高かったとしても、即座に壊れる訳ではありません。なので、Seagate的には業績最悪の折、十分時間稼ぎ可能と判断したのかも知れません。

エラー発生率が高いと言われる1TBのドライブで現象が多発していることからも、整合性は取れているような気がしますが・・・。ファームで直りそうなのは朗報ですが、結局個別に対応が必要な事に変わりなく、ファームアップの難易度から考えて、自己解決が可能な自作以外の用途では全交換するしか無さそうな物ですが。はてさて・・・

ちなみに↓はウチの対象ドライブの一台ですが、S.M.A.R.T.で確認できるエラー(生の値)に注目すると、「リードエラーレート」「シークエラーレート」にそこそこの桁の数字が入っています。もちろんしきい値以下なので、使用に支障は無いのでしょうが、こういったログを逐一記録しているとすると、「数日に一度」どころか相当回転の速いロシアンルーレットと化しているんじゃないのかと。

sdwb2009012301.png

フェラーリ 248F1 ブラジル GP 2006 フジミ

超期待のアレのテストショット写真がっ。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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