アバター
AVATARを先行レイトショーで観てきました。いや、これは凄かったですよ。映像的には先日観た2012が霞む出来映えでした。3DCGが殆どとは言え、実写合成も有りの、しかも景観が樹木で覆い尽くされていて、その上全編3D上映ですよ。前提条件だけ挙げても、ハードルの高さは相当のものだと思うのですが…。いや、本当に良く作ったものだと。
で、当然のように3D上映を観てきたのですが。個人的には、3D上映なんて、アメリカ人が大好きなアトラクション的なもので、映像表現的には無用だと思っているんですが、この映画では、必要な部分を計算して、程よく効果的に使っていたんではないかなと。ただ、その分飛び出し具合もマイルドだったとは思うので、そこが物足りないと感じる人も居るかも知れませんが。
…ただなあ、3D上映は、表現としては確かにプラスに働いていると思いますが、あの邪魔くさいシャッターグラスの眼鏡をつけて、慣れない3D映像に集中しながら過ごす3時間は、なかなか辛いものがありました。正直普通の映画の倍は疲れます。3D上映を主眼にした作品が今後も増えるのは確実でしょうが、その際には上映時間は適当にして欲しいものです。
あ、ちなみに内容はもの凄く普通のファンタジーものでした。似ている作品というと色々と挙げられると思いますが、要は王道的なんですよね。ストーリーとしては3分で説明できる内容で、特に日本のファンタジー慣れした大人だと、開始20分でストーリーが読めてしまって、しかもその通りに進んでいくのがどうなのか、と。あとは、例の青いクリーチャーに感情移入できるかどうかで決まるような気もします。もちろん、感情移入できるように演出されてはいるんですが、そこは個人差の問題も有るかも知れませんし、もし最後まで嫌悪感を持つようなら、これ以上酷い映画もないでしょう。個人的には結構好きな作品ですが、次の機会があれば普通に2Dで集中して観たいですね。
あと戸田奈津子字幕は相変わらずひどくて笑いました。子供向けを意識しているのかも知れませんが、ダイナマイトは無いだろうと。同じノリだとすると、吹き替えで観るのも考え物なのですが、どうなんでしょうね。
次世代Atom採用のEee PC 1005PE ベンチマーク
バッテリーの持ちが少し良くなった。以上。
チップセットがGMA950からGMA3150なるものに変更されているそうですが、個人的には、一世代前のノート用チップセットに載っていたGMA X3100の印象が著しく悪い為、あんまりそそられませんね。ノートの用途がブラウザと動画鑑賞に集約されつつあるので、どうせネットブックを使うなら、動画再生支援の付いたGMA500系(Atom Z系)の方が魅力的に感じます。まあ、バッテリー消費の差が縮小されたとすると、サイズ以外にはあんまり魅力が無くなったのも事実ですが。
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