家鯖組み直し。
モトモトは、ゲイツ様のグダグダプロダクトであるところのWHSを動かしていて、更に幾つかのオンラインソフトをVMWare上のXPで動かしていたんですね。
何でこんな面倒なことをするかというと、我が家では(主にアプリ側の事情で)OS環境を幾つか使い分けざるを得ず、マシン自体も複数有り、更にデュアルブートで幾つかOSが入っているマシンもあり、いい加減全ての環境を同等に揃えることが不可能になってきました。
とは言え、ちょっとした用事にいちいちブートし直すのも面倒で、簡単なフリーウェアは上記XP環境にインストールしておき、必要に応じてRDPで接続して使ってるわけです。これが便利で便利で・・・。
まあ、と言うわけで常時起動のサーバー上でXP環境を動かすのは実現したい。で、本来のファイルサーバーの機能を向上させるのに、先日ちらっと書いたzfs環境を構築したいと。
zfsというのは、要はRAIDの機能を高度に内包したファイルシステムです。これが素晴らしいところは、一つに堅牢性・もう一つにディスク運用の柔軟性です。
WHSもディスクの拡張には強いですし、構成しているドライブの突然死には対応できるのですが、過去の経験では、どうもセクタエラー等でドライブがやんわりと死んでいく現象には弱いようで、ファイルを二重化(WHSの疑似ミラーリング)してあったとして、片方のドライブのエラー等でファイルの読み出し失敗を検知しても、正常なドライブのファイルを正として再構成できないんですね。この場合、ファイルは諦めるしか有りません。
まあ、この手の現象には一般的なRAIDでも対応は難しいんでしょうが、WHSはあくまでもソフトウェアでファイルの振り分けを行っているし、定期的にチェックディスクを行って、エラー自体は調べられるんだから、何とかなっても良さそうな物ですが。
で、一方のzfsの場合は、RAID構成で冗長性が確保されている場合には、エラーを検知して自己修復してくれるそうです。う〜ん、すばらしい。RAID5を構成していて、ドライブが死んで交換したとして、再構築中にエラーが発生して一巻の終わり・・・なんて話は良く聞くだけに、少なくとも現状を保証してくれるのは大変にありがたいことです。
で、zfsでRAID環境を構築するには、ある程度のドライブ台数もいるよね、と言うことで、今使っているWHS鯖にドライブを追加すべく、Super MicroのM14Tというドライブベイを購入。5インチベイに2.5インチSATAドライブを4台内蔵できます。
この手のベアボーンであまり無茶はするものではないのですが、いや最近2.5インチドライブも安いですし、何しろ発熱が少ないのはいいですね。製品写真にあるように、デフォではケツに山洋の高回転ファンが付いていて、ブレードサーバーよろしく隙間から冷やせるのですが、大変に五月蠅いので即取り外し。高速なサーバー用のSASドライブならともかく、5400回転のノート用ドライブには無用の長物です。とは言えこのベアボーンは背面に電源を背負ってないので奥行きに余裕があり、付けようと思えばファンも付きます。
で、勿論SATAポートが足りないので、玄人指向のPCI接続内部4ポートSil3124製品、PCIだけど一応SATAII対応らしい板を増設。スペース的にどうかと思いましたが、配線含めて余裕でした。隣はSil3132のeSATAボード。ポートマルチプライヤの3.5インチSATAx4のHDDケースが繋がっていますが、増やそうと思えばもう1ポート分増やせます。
そんな感じでハードの強化は終わったので、あとはOSをOpenSolarisにして、VMのXP環境をVirtualBox(個人利用フリー)上で構築すればOKよね・・・と言うことでいそいそと準備を始めたのですが。いや〜、なんでも良いことばかりじゃないですね。・・・VirtualBox上のXPが不安定ですよ。もちろん立ち上げて何もしなければずーと立ち上がってはいるのですが、少々重い処理を走らせたり、親OS側でファイルの連続転送をすると、無反応もしくは暴走状態に陥ることがしばしば。
んー、なんなんだ。VMWareは滅茶苦茶堅牢で、下手をすると実機以上に安定していたんですけどね。VirtualBoxも使い勝手は悪くないのですが、一部機能も不足しているようですし、アップデートも頻繁なところからして、まだまだ発展途上なんでしょうか。仮想とは言えブルースクリーンを何度も拝むのは心臓に良くありません。
思うに、VirtualBox自体の完成度の問題もあるのでしょうが、OpenSolaris/zfsの重さも一因かもしれないですね。負荷を見ていると、単なるファイルの転送にも関わらず、CPUの負荷が無視できないレベルで上がっています。転送速度自体も遅く、相当CPUパワーを食うのかも知れません。確かにこの上で仮想化環境を載せるのはしんどかったかなあ・・・テスト機のCPU、T2400なんだけどなあ・・・。本番機はE6600ですが、状況を覆すほどの差があるとも思えず。
と言うわけで、GWも残り少なくなったので今回はここまでで諦め。暫くはWHS環境を継続しようかと。少なくとも、希望の構成を実現するには、QuadCPUと4GB以上のメモリ、VirtualBoxの安定性確保が必須と言うことで。まあ、ファイルサーバー自体はOpenSolarisとして、仮想環境は別途ESXiで建てて、ドライブはOpenSolarisからiSCSIで・・・と言うのが一つの理想かも知れませんが、ちょっと大がかりすぎる気がしますしねえ。WHSと違って、単なるファイルサーバーとして使うとしても、ATOM系CPUには荷が重いのは間違いなく、フルスペックのサーバーの2台建ては電気代に優しくありませんね。
例の買収の件もあり、SUNのオープン戦略も先が見えないことですし、もう暫く様子見しましょうか。んー、どうしたモンでしょうか。とりあえず、NECの安鯖がGW特価なのですが、これ以上PC増やしても何がしたいのか分からなくなってきますしね。・・・これってESXi動くのかな?




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