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最後のM-Vロケット

M5ロケット:7号機打ち上げ成功 太陽観測衛星を搭載

日本が世界に誇る固体燃料ロケットであるところのM-Vロケットですが、今回の打ち上げが最後になるそうです。

この件の詳細と今後の日本のロケット開発の方向性については、例によって宇宙作家クラブ掲示板に詳しいのですが、大変残念かつ心底勿体ないと思う次第で・・・。ベースは単純な技術でも、洗練させて世界に通じる物に仕立てるなんてそうそう出来る事じゃないわけで。

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上野の国立科学博物館に展示されているペンシルロケット。すべてはここから。

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同じく科博に展示されていた、東京工大の小型衛星Cute-1.7 APD。サブペイロードで打ち上げるための仕様とは言え、こんなサイズでも宇宙で一定の仕事が出来るのには驚きました。

電子部品の小型化による人工衛星の小型化は進むでしょうし、用途によってはM-Vでも能力過多というのは分るのですが、今の小型ロケット計画はJ-1ロケットと何も変わらないように見えるんですけどね・・・。先行きは明るくなさそうな。

参考:JAXA河内山治朗理事に聞く 次期固体ロケット

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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