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huey

安価なカラーキャリブレーションキット「Huey」が発売に!

実は物は試しと買ってみたんですが、個人的にはちょっと微妙ですね。

プリセットで見栄えをスイッチでき、ディスプレイのカラープロファイルが随時切り替えられる仕様なのですが、WinXPでこの仕様は問題があるのではないかと。

この際 sRGB(6500K/Gamma 2.2)に強引に合わせ込んでも良いと思うんですが、結果を見る限りは妙に色温度が低めで、とても6500Kとは思われない・・・。測定パッチ数が30くらいしかない荒っぽいものなので精度が悪いのか、それとも何か意図があるのか。とにかく説明が不足しているので、何をやりたいのかが分からないです。

初心者向けはいいとしても、こういったカラーマネージメントを真剣に考える人に売るものなんだろうから、ある程度詳細な説明が必要だと思うんですがね。時間を見てレビューしますが、これならSpyder2系の方が良いのではないかと。最廉価のexpressは6500K固定ですが、センサーは上位製品と同じものです。

関係ないですが、今回Radeon系とGeForce系のドライバ補正も合わせてセッティングする方法を試したんですが、GeForceのドライバの色調補正は良くできていますね。例えばデュアルモニタであっても、モニタ毎に設定を覚えてくれたりとか。一方Radeonのは、設定したはずなのに何かの拍子に元の設定に戻ったりで不安定でした。


(追記)海外サイトに詳細なレビューがありました。プリセット項目とプロファイルの関係が書かれていますが、ゲームだとガンマ1.8で、ウェブが2.2でグラフィックデザインが2.5ってどうなんでしょうね・・・?

簡単にしようとして、逆に意味不明になってしまったように思います。6500Kの筈の設定でも妙にアンバーに感じましたが、精度の問題という事でいいのかな。もしくは比較に使ったSpyder(無印)がおかしいのか。

この記事にも有る通り、他人とデータを連携するような環境で使用するには適さないツールですね。カラーマネージメントが徹底した環境なら(一応)問題ない筈ですが、そんなユーザーが手を出す製品でもないでしょうし。何も分からずにこんなツールを導入するくらいなら、何も使わない方がむしろ安全のように思います。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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